10月 3日

物を保管するところ倉庫について知ってる?

日本における倉庫の歴史

物品を補完するための建物が倉庫です。

日本では東大寺正倉院に代表される高床式倉庫がよく知られています。床を高くし、湿気やネズミなどの害から穀物を守るため、使われてきました。

中世以降、木造建築の多い日本で発達したのは「蔵」と呼ばれる木骨の外壁に漆喰などで外壁を作ったものです。防火、防弾の効果が高く、戦乱の中でも、倉庫の中の富を守ってきました。調湿性が高いことから酒蔵として使われることも多く、現代でも使われているところもあります。

明治になると、西洋文明が日本に入ってきたのを機に煉瓦造りの倉庫が各地で建てられるようになりました。

現在では、物流の発達に伴い、様々な種類の倉庫が見られるようになりました。保管するものや目的によって幾つかの種類があります。冷凍、冷蔵などの設備を備えた倉庫は主に食品保存に使われます。空調や湿度調整設備を備えた倉庫は美術品などの保管に使います。危険物を収納する倉庫などもあります。

なんと倉庫が仕事になる?

「倉庫業」と呼ばれる仕事があります。工場で作られた品物や、海外から持ち込まれた商品などを一時的に保管したり、輸送や配送の中継点として、荷役、仕分けなどの作業を行う業者のことです。国土交通大臣の登録業者でないと倉庫業は営なめません。

倉庫は港湾など、多くの商品が到着する場所に多く存在します。建物の中だけではなく、貨物やコンテナを野積みしているところも倉庫とみなされています。多くの商品を効率良く仕分けるため、これらの場所ではクレーンやフォークリフト、トラックなどの輸送機械が多数使われています。倉庫業者は生産業者と消費者を結びつける大切な役目を担っています。

物流業界に該当する事業としては運送業以外にも倉庫業や海運などがあります。倉庫業の仕事には通関事務があります。